普通に働いていると状況が悪くどんどんなる時代!?
かつての「1億総中流社会」では、
一生懸命勉強してそれなりの学校や会社に入り、コツコツ定年まで勤め上げれば、余生は安泰でした。
良い会社に入って定年まで勤め上げて、
退職後は趣味と旅行で生きていく。
「そんな時代はとっくに終わりました。いまは普通に生きていたら、転落してしまう」
作家の橘玲さんの言です。
日本人は
就職でなくて就社であるとは
良く言われました。
けれども終身雇用が
崩れつつある中で、
仕事の形態が会社から個人に移る動きもあります。
昔は自己紹介でも
「◯◯(会社名)勤めています」
が多かったのが
「◯◯の設計をしています」
「◯◯の販売をやっています」
など職務内容で自己紹介する方が
多くなったと思います。
これまで会社のブランドや肩書きに頼っていた人は、
時代遅れになっていくでしょう。
とは言うものの
別に焦って今の仕事や会社以外にキャリアを見つけよう
という話しでもありません。
今の会社に勤めながら、
その職務を「常に期待以上に果たす」ことを
目標に働いていれば、
自然にキャリアが積み上がっていくと思います。
塗料製造現場作業をやっていたIさん。
作業のより良いやり方を考えて改善提案を毎月出し続けていたら
トップの目にとまりした。
いきなり社長室に呼ばれたIさんは、
基幹システムの改修を任され、
その後、物流のしくみ改革、ISO導入、海外工場の5S展開、
さらにベテラン技術伝承の教育システムづくりなど
どこでも使える多くのキャリアを(意図せずとも)積み上げられました。
会社での役職は取締役になられましたが、
それ以上にこのキャリア積上げが素晴らしいです。
Iさんは与えられた仕事を
「期待以上の仕事をする」
という気持ちだけで仕事してこられたそうです。
エンプロイアビリティには
もっとも大事なことかもしれません。
生涯現役で働き続けることをめざしたい。
この考え方に賛同される方は
是非エンプロランドにご参加ください。
エンプロランドは(会社で)働く人の学びと新しい働き方の実践の場です。
○エンプロランドについて