なぜ日本の賃金は上がらないのか ~フレキシキュリティ必要

本日NHKの日曜討論のテーマは、
「なぜ日本の賃金は上がらないのか」
でした

山際経済財政政策 担当大臣曰く
「フレキシキュリティ」
が必要である旨話されていました。

何その言葉?
なぜ?
「セキュリティー」が大事なのかな?
と思ったんですが・・・。

良く知るとかなり違います。

フレキシキュリティとは、
柔軟性を意味するフレキシビリティ(Flexibility)と
安全性を意味するセキュリティ(Security)を組み合わせた言葉です。

雇用の柔軟性(離職しやすさ)を担保しながら、
同時に手厚い失業保障によって労働者の生活の安定を図る政策のこと。

デンマークやオランダで
失業率の改善と経済成長に効果を上げたとされることから、
雇用政策のブレイクスルーとして注目されているそうです。

日本人には、
昭和から続く終身雇用のイメージがあり、
一つの会社でずっと働き続けることが多いと思います。

そのため、
需要が少なくなったり、
低成長になっている分野の会社にも
人がしがみついてしまっている状況があります。

これでは、
日本全体として生産性が低くなり
賃金も上がらないのは仕方ないと思います。

良い意味での「雇用流動化」が必要です。
つまり
雇用流動化により、
個人の働きがいや能力向上にもつながり
社会的にも価値が高まること。

私は必ずしも
転職を推奨しているのでもなく
同じ会社の中でも、
より自分を生かせる/及び世に必要とされる分野が有れば
その分野にシフトして働く。
または、その仕事が無ければ、
自ら手を上げて会社内で新しい仕事をつくり出す働きができることを
提唱しています。

これも、
私の考えるエンプロイアビリティを高まる意味です。

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